切ない怪物の恋…「フランケンシュタインの恋」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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やはり映画「シザーハンズ」に近いですね。怪物といっても見た目は人間に近く、





好きな人に触れられない怪物の切ない恋を見ていくことになるようです。






日本テレビ  日曜22時30分
「フランケンシュタインの恋」第1話

主演…綾野剛
脚本…大森寿美男
演出…狩山俊輔





土曜21時枠で放送した長瀬智也の「泣くな、はらちゃん」と同じプロデューサーと演出の作品なので、なんとなくテイストは似てます。





ありえない主人公が、リアルな人間の世界で戸惑いながら、恋をし、友情を結ぶ感じ。







ただ、脚本が違うので、ほのぼの、しみじみとした感じがちょっとニュアンスが違います。






あちらは岡田恵和でしたが、こちらは「64」や「精霊の守り人」の大森寿美男で、硬質な内容の方が得意な人だけに、






ユーモラスさがちょっとしっくり来なかったりするのです。






それと、怪物が恋するヒロインの継実(二階堂ふみ)がイマイチ魅力的に描かれてないのがネックです。





綾野剛が怪物の可愛らしさやいじらしさを表情豊かに演じているんですがね。






珍しく普通の青年・稲庭先輩役(JRAのCMもそうですが…)の柳楽優弥が新鮮で、怪物との三角関係がこの先楽しみです。







稲庭の父親(光石研)が一徹な大工さんで、そこに怪物は勤める展開になるのですが、






カンナの使い方がやたらとうまかったり、どんなサプライズが今後出て来るかも楽しみです。





怪物と人間の恋を通じて、人間の愚かさ、醜さについて深く考えさせられる、そんなドラマになって欲しいです。





今回の評価は…3





しかし、綾野剛、いくらなんでも身体を鍛えすぎで、引きました…(笑)