まずは、
3位
天海祐希主演
「緊急取調室」…3.78
4*4*4*3*3*4*4*4*4
職人芸的な安定感の脚本、演出、キャストで、安心して見ていられる成熟した作品でした。
前シリーズより人物各自のキャラもより明確に打ち出され、アンサンブルが取れており、見ごたえのある回が多かったです。
それが視聴率にも反映され、まだシリーズは続きそうです。
2位
小栗旬主演
「CRISIS~公安機動捜査隊特捜班~」…3.90
4*4*4*4*4*4*3*4*4*4
私めの好みかもしれませんが、原案・脚本の金城一紀の作り出す、ペシミスティックなビターさは嫌いではありません。
あえて後味の悪い方へ行くひねくれ具合というか、チャレンジングな姿勢は評価したいと思います。
マスの視聴者には理解されにくいですけどね。
スピーディーかつ激しいアクションシーンも見ものでしたし、
良くも悪くも最終回のラストには驚かされました。
そして、2017春ドラマアカデミー賞、最優秀作品賞は…
多部未華子主演
「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」…4.13
4*4*4*4*4*5*4*4
今クール、文句なしの首位。
私めの好きな作品でした。
人情の機微を細やかに描くドラマが減っている今、NHKにはぜひ視聴率を気にせず、こういった良質な作品を作り続けてほしいと願うばかりです。
ご覧になっていない方は、オンデマンドでぜひご覧下さい。じっくりとドラマを見たい方にはオススメです。
鎌倉に行きたくなりますよ。