なんですかね~、全体的に共感持てない周りの人々が、最終回は殊勝な感じになってましたけど…
オイオイ、今さらかよ❗️って気持ちが強く、どうにも感動する方向には気分が盛り上がりませんでした。
TBS 日曜21時
「ごめん、愛してる」最終回
主演…長瀬智也
脚本…浅野妙子
演出…石井康晴
最終回も死に向かっていく律を演じる長瀬智也の演技は深い憂いをにじませる、長瀬のキャリアの積み重ねあってのものでした。
しかし、彼をとりまく母の麗子(大竹しのぶ)や心臓を貰う弟のサトル(坂口健太郎)、さらに律を捨てた張本人の三田(中村梅雀)が、
最後なのでそれぞれ殊勝な感じで、律に接してきましたが、何せ今までのこの人たちの律の対応が酷かったために、
今更そんな感じになられてもね~って、こちらは冷ややかにしか見られない。
麗子が作ってくれた食事を律が食べるシーンなんて感動的になるところですが、全然そんな風にならず、なんだかな~でした。
三田なんて律を施設の前に捨てたことを涙ながらにぶっちゃけてましたけど、相当ひどいことしてますよね。
それなのにあんな態度取ってたのかよ!と、そんなヤツの娘を好きになった律が不憫でなりませんでした。
若菜(池脇千鶴)と魚(大智)の今後が心配になりましたが、彼らなりに頑張っていくんでしょうね。
魚くんは律が死んだことわかってるのかな?ちょっとよく分かりませんでしたが…
しかし、美しい感じで、直接的に律の死は描かれませんでしたが、あんな人知れずみたいなところへ行かれたら、移植が大変だったんじゃないかと余計な心配をしてしまいました。
今回の評価は…
このドラマ、どうも韓国ドラマの脚色がうまくいかなかったように思いますね。韓国と日本では違う部分もあるし、もっと大胆な脚色が必要だったのかもしれません。