私めが最終回まで見た作品の中からノミネートしたのは以下の人たちです。
三田佳子
「過保護のカホコ」
ヒロイン・カホコの祖母を演じましたが、良い母親であろうとしたために、かえって娘たちをダメにしてしまった皮肉な良妻賢母を迫力ある演技で見せてくれました。
仲里依紗
「黒革の手帖」
ヒロインと同じく地味な銀行員だったのが、豹変していくさまを、この人ならではの演技で見せてくれました。
こういう役は若手の中では抜群に上手い人です。
蒼井優
「ハロー張りネズミ」
蒼井優が出てきたらグッと面白くなりました。
瑛太との息も合っていて、またこの二人の共演が見たくなりました。
池脇千鶴
「ごめん、愛してる」
共感しにくい人物ばかりの中で、唯一ホッとする癒しの存在でした。
知的障害のある人ならではのピュアさをいやみなく演じて技量の高さを見せました。
以上、4人の中で最優秀助演女優賞に選んだのは…
該当者なし
4人とも今回の役で賞を取らせるのは私めの本意ではない。技量の高い人たちがその一端を見せてくれたにすぎない。
これくらいできて当たり前の役でした。