第10話の感想もまだ書いていなかったので、最終回と2話分まとめての記事になります。申し訳ありません。
テレビ東京 金曜24時12分
「下北沢ダイハード」第10話、最終回
主演…夏帆(10)、古田新太(終)
脚本…丸尾丸一郎(10)、えのもとぐりむ(終)
演出…戸塚寛人(10)、関和亮(終)
第10話は演劇関係の人物が出てくることが多い中で、珍しく音楽関係、売れないバンドの話でした。
やっと売れるきっかけをつかめそうなもう年齢的におっさんのバンドメンバーに高橋努、フットボールアワーの岩尾、山本浩司、という三人組。紅一点のボーカルが夏帆で、その彼氏でファンサイトの管理人が松尾諭。
夏帆はまだしも他は濃いキャラの人ばかりで、しかもバンドの人っぽくないのが妙におかしく、
ライブが始まる時間なのに、出るのをゴネる夏帆を、とりなす高橋努のドタバタぶりと、客にバレないように懸命に時間をつなぐ岩尾と山本のアタフタぶりが笑えました。
あと、明らかに秋元康っぽいプロデューサーが見に来ているのも、小ネタながら笑えました。
一方、最終回はいつもは頭とおしりだけに出ている古田新太が主人公。
結婚式をあげる新郎(大東駿介)が父親の代役を頼まれ、新婦(成海璃子)の両親にバレないかドタバタするというお話。
新婦の実の父親が古田新太だというオチは早い段階からバレバレでしたが、最終回らしい豪華なメンバーで楽しんで見ることができました。
第10話も最終回も…
今回の試み自体は面白かったのですが、ダイハードの趣旨がイマイチ出ていない作品もかなりあって玉石混淆でした。
こういう共通のお題で三谷幸喜や宮藤官九郎や西田征史、古沢良太、福田靖、バカリズムらが競作したら、さぞ面白いでしょうね。
想像しただけでワクワクします。