主人公に共感を抱きづらい…「先に生まれただけの僕」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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う~~ん、上手くいってませんね。
着眼点は悪くなかったはずなのに、それが連ドラとして見たくなるものになってないもどかしさ…それを感じてなりません。




日本テレビ 土曜22時
「先に生まれただけの僕」第2話

主演…櫻井翔
脚本…福田靖
演出…水田伸生





まず第一にこのドラマで問題は、主人公がキャラクター的に共感しにくいってことなんです。
櫻井翔には合うけど、ある意味櫻井翔には一番やらせてはいけない役なんじゃないかと思うんです。






優秀な商社マンが出向先で業績を上げないと元のポジションには戻れないから躍起になる…その主人公の言動は自分本位さがプンプンし、いくら生徒たちの問題に首を突っ込んでも、良い方向には感じられないんです。






櫻井翔自身の持つセレブ感、エリート臭、賢すぎるイヤミさ、が前面に出てしまい、
役がそうだとは言え、櫻井翔には損な役にしか見えません。







学園の経営改善なら理事長がやるべきで、校長は教育現場をどう変えるかになってしまうと、生徒のトラブルに首を突っ込んだり、意にそわない教師(木下ほうか)をクビにしたり、あげくはクビにした教師の代わりに自分が数学を教える!とか






それがいい方向に向かうとはとても思えない、むしろ邪魔です。
脇にはいいメンバーが揃っているのに残念でなりません。





事務長役の風間杜夫のいい加減さが私めのツボです。
今回の評価は…