マンネリにならない工夫…「ドクターX」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めは連ドラは1人の脚本家が全話書くべきだと、基本的には思っているんですが、




このドラマのように主要キャストのキャラづけもしっかりできていて、シリーズを重ねているとなれば、マンネリ化を防ぐためにも複数の脚本家が分担しアイデアを出し合うのもいいかなとは思います。




テレビ朝日  木曜21時
「ドクターX ~外科医・大門未知子~」第4話

主演…米倉涼子
脚本…香坂隆史
演出…松田秀知



このドラマを立ち上げた中園ミホは来年の大河ドラマを執筆中で今回シリーズは全く書かず、3人の脚本家が代わる代わる書いています。




今回担当の香坂隆史は前シリーズから新たに加わった人で、「無痛」や「火の粉」など個性的なミステリーを書いてきた脚本家です。




今回もマンネリ化を防ぐ工夫が随所にあって、それなりに楽しんで見ることができました。




今回は若手外科医の森本(田中圭)がフィーチャーされ、ゲストの仲里依紗が内神田医師倶楽部会長(草刈正雄)の娘を名乗る結婚詐欺師に騙されるも、その病気を救うという話。





内神田の娘と知ってオタオタする蛭間(西田敏行)や副部長たち。
三人の副部長は、きちんとキャラ分けされていて見易いですし、




森本にからむ先輩・原(鈴木浩介)も、鈴木浩介がのびのび演じていて、森本と良いコンビネーションができています。




定時に帰ってしまうゆとりの新人たちも、いかにも今どきで、お医者さんが労働時間通りにしか働かなくなる時代が来たら…とゾッとしますね。





今シリーズは、この新人たちのゆとりぶりを毎回盛り込んで、目新しさを出していますね。





後輩を育てるじゃなくて、患者の肝臓を育てるっていうのは洒落てました。





原作が無いのに医療ネタを見つけてくるのも脚本家にとっては苦労でしょうね。





クオリティーを保つ努力が高い視聴率維持につながっているのだと思います。




今回の評価は…