リア充を偽装するキャリア・ウーマンの悲哀…「刑事ゆがみ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は菅能係長(稲森いずみ)が中心の話でした。




同窓会で再会した旧友絵里子(りょう)が、自殺を装って殺され、その犯人を見つけ出す中で、旧友の悲しい現実を知るという切ない話でした。





フジテレビ  木曜22時
「刑事ゆがみ」第7話

主演…浅野忠信
脚本…徳永友一、倉光泰子
演出…加藤裕将





単なる犯人探しではなく、殺された人、殺した人の置かれた状況や心のありようを丁寧に扱うのがこのドラマの真骨頂です。




実際にそういうサービスがあるのかは知りませんが、金を払って友人や部下のふりをしてもらって、




SNSでリア充ぶりをアピールする…って、なんだかわびしい話でしたね。





仕事と割りきっている相手につい親身になってアドバイスしたりしてしまう絵里子の姿が、




痛々しく切なかった…りょうにピッタリの役でした。





それに引き替え、菅能は部下たちがちゃんと自分のために働いてくれて、幸せですよね。
幸せってものを考えさせられる回でした。




童貞卒業がなかなかうまくいかない羽生(神木隆之介)が、いつうまくいくのかも地味に楽しみになってきました。





今回の評価は…