テレビ朝日 木曜21時
「ドクターX～外科医・大門未知子～」第8話
主演…米倉涼子
脚本…林誠人
演出…田村直己
今回は厚労省の不正の告発をめぐる医療界トップの暗躍という…加計学園のドタバタを思わせる社会風刺の要素が…。
告発している大臣秘書官(林家正蔵)の手術を成功させないよう蛭間(西田敏行)に忖度を強いる内神田(草刈正雄)には迫力がありました。
死なせてもいい…って恐ろしい考えですね。
さらに、今回は大門を崇拝する新人外科医の西山(永山絢斗)と二人の間に師弟の絆のようなものが…。
孤立無援の一匹狼的な大門が、失敗しない理由を西山に言って聞かせるシーンは、これまでにない感じでした。
西山は大門に似たタイプなので、大門も目をかけてるんですね。
また、いつもは誰かが手術するのを大門(米倉涼子)が代わるパターンなのを、今回は当初大門がみんなから推薦されやる気満々なのも新たなパターンで新鮮でした。
西山は実は内神田の隠し子で、西山が手術をやることになり、それを大門が助力するという皮肉な展開で…
晶さん(岸部一徳)は内神田に請求書を持っていくというのも新たなパターン。
今回はいろいろひねりがきいていて楽しかったです。
西山は父親ヅラする内神田と決裂。逆ギレの内神田とこの先、大門は対決することになりそうです。
今回の評価は…