これまではフジテレビとTBSで交互に連ドラ主演していた木村が、「アイムホーム」からテレビ朝日でも主演することに。
順番から言うと今年はフジテレビなんですが、今のフジテレビでは視聴率を望めないからなのか、テレビ朝日でということになったのかもしれません。(あくまで憶測ですが…)
テレビ朝日 木曜21時
「BG～身辺警護人～」
主演…木村拓哉
共演…江口洋介、菜々緒、斎藤工、上川隆也、石田ゆり子
脚本…井上由美子
演出…常廣丈太、七高剛
視聴率を何としても取らなければならない！
それは事務所からの強い意向でもありますし、テレビ局側も、キムタクに出続けてもらうためには、それが大命題です。
そうなると、視聴率を取りやすいテーマに行き勝ちで、TBSは「A LIFE」で木村拓哉に医師を演じさせ、
テレビ朝日はさすがにベタに刑事を演じさせるわけにもいかないので、ボディガードという警察ものに近い役を用意してきました。
NHKで「4号警備」という秀作がありましたが、武器を持たずに依頼人の身辺を命懸けで警護する民間警備会社の警備員がこちらでも主人公。
そこにはいろいろワケありの人間が集まっていて…という群像劇でもあります。
主人公の島崎は敏腕のボディガードだったのに、ある出来事をきっかけに工事現場の警備員に…。身辺警護課が新設され再びまたボディガードに、という人物。
他にも元自衛隊(斎藤工)や、元柔道選手(菜々緒)、就活に失敗した今どきの新人(間宮祥太朗)などがいて、それを束ねる課長(上川隆也)が…。
また、民間警備とは対極にある警視庁のSPに江口洋介。狙われている女性大臣に石田ゆり子。
…と、連ドラの主演ができるくらいの人たちが脇を固めて盤石の構え。
心配なのは、かつて「白い巨塔」のような傑作を書きながら、最近は凡作が多い井上由美子の脚本。
エピソードがしっかり描かれないと、主人公が立ちませんからね。
そこかポイントです。
視聴率の予想は…12～13％
何せ前クールは20％超えてた枠ですからね。
15％超えは厳しくても、これくらいは取らないとダメでしょう。