ネタを小出しにして最終回近くまで引っ張ると思っていたので、早々とやってしまう思いきりの良さに驚きました。
視聴率が初回15.1%から18.0%(いずれも関東地区)にはね上がったのも納得です。
TBS 日曜21時
「99.9~刑事専門弁護士~」第2話
主演…松本潤
脚本…宇田学
演出…木村ひさし
深山は佐田(香川照之)や尾崎(木村文乃)、明石(片桐仁)、そして丸川検事(青木崇高)の助けを借りて父親が無実の罪で裁かれた事件の真相に迫ります。
三宅(小倉一郎)という当時の巡査が犯人かと思わせて、実は三宅の同僚の方でした。
それを担当した検事が大友(奥田瑛二)で、警官の不祥事を隠蔽して、深山の父に罪をかぶせたのでした。
すべてが分かったあとの、深山と佐田と尾崎が大友に会い問い詰めるシーンは見ごたえがありました。
深山が感情的にならず、大友と接するところに、今さら分かったり、謝らせたところで、父は帰って来ないと悲しみの深さが感じられました。
このドラマでの松本潤は変な力みがなく、含みのある演技に進境を見せています。
身内の恥ながら、正義心で調べてくれる丸川の存在も良かったです。
相変わらず面白くない駄洒落や、画面の隅々にちりばめられた小ネタがちょっと鬱陶しいですが、内容が良いので目をつむれます。
今回の評価は…