まだまだ駆け出しの西郷さん…「西郷どん」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回描かれたあたりはまだ西郷さんが20歳くらいの時。まだ政治の世界では一介の小役人で、特に何をどうしたわけでなく、何となく勢いで見せられてしまった感じ。





きな臭くて面白いのは、斉興(鹿賀丈史)と斉彬(渡辺謙)の親子の争いの方でした。






NHK  日曜20時
「西郷どん」第3話

主演…鈴木亮平
脚本…中園ミホ
演出…野田雄介





斉興の悪政で、藩民が困窮しているのを嘆き、下級武士の西郷親子にはなすすべがなく、





豪商に土下座して頼み込み、百両という大金を借りて、それで米を買い、貧民たちに分け与える…ってことでしたが、




とにかく、鈴木亮平が快活に演じ、西郷の器の大きさや、人をひきつける吸引力を感じさせます。





今回、見ごたえあったのは、斉興の悪政による財政逼迫を、琉球や清との密貿易で建て直した功労者でもある家老の調所(竜雷太)が、





斉彬が幕府に告発した罪を、一身に引き受け服毒自殺するに至るくだりでした。





渡辺謙と竜雷太のからみになると、グッと大人のドラマという感じで、黙して語らぬ演技の重さを感じました。





調所の死により、薩摩では斉彬派の粛清が始まり、赤川(沢村一樹)が切腹することに。





次回も見ごたえありそうです。
今回の評価は…