役柄と役者の遊離から来る気味悪さ…「きみが心に棲みついた」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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初回でも感じた気味悪さ。
どこから来るのか、今回考えながら見ていたら、何となく分かってきました。




TBS  火曜22時
「きみが心に棲みついた」第2話

主演…吉岡里帆
脚本…吉澤智子
演出…福田亮介




今回、吉岡里帆が演じているのは、自信がなくて、いつもオドオドしている「キョドコ」というあだ名の今日子。





その役を主演女優として彼女なりに懸命に演じているのはよく分かるんですが、





彼女の武器である大きくつぶらな目。その目力がこの役には逆に邪魔になるんです。





意志の弱い子にはとても見えない。
しっかりと何かを考えていそう…表面上はダメなふりをしてても実は…と疑わせてしまうところがある…





だから、「ごめん、愛してる」でヒロインを演じた時も、二人の男の間で揺れるところに、どうにも違和感があった…
長瀬智也を好きになってからは良かったですが…





内に秘めた意志の強さ、それが吉岡里帆の凄みのように私めには思えるんです。





…なので、今回の今日子のダメっぷりや、星名先輩(向井理)への絶ちがたい依存心とかを演じていても、





どうしても嘘っぽい…というか、空々しい…だから余計にホントは何を考えているのか分からない薄気味悪さを私めに感じさせるのかな…と思います。





ま~これは私めのあくまで私感ですから、そうは受け止めてない方も多々いらっしゃるでしょう。




読者の皆さんのご意見をお聞きしたいです。





今回とか、吉崎(桐谷健太)を待たせておいて、星名が彩香(石橋杏奈)を送っていくのを阻止するとか、




何考えてんだって思うし、そのあとびしょ濡れで吉崎のところに現れるとか、もうウザイというより気味が悪いですよね。





全然共感が持てません。
でも、共感を持てないヒロインもありなんだと、この枠の「あなたのことはそれほど」の波瑠で知ったんでそれはいいんですけど…。





どこをどう楽しんで見たらいいか、まだ分からないドラマです。
今回の評価は…