女装の役で良かった~って思いましたね。素の松岡昌宏を感じさせないカリカチュアされた役なので。
テレビ朝日 金曜23時15分
「家政夫のミタゾノ」第3話
主演…松岡昌宏
脚本…山岡潤平
演出…小松隆志
このドラマ、今回までの3話、脚本も演出もどちらも各回違う人が担当しているんです。
その誰もが前作も担当しているので、回によってバラバラな感じは無いんですね。
ちゃんと統一感はあるし、各回練れた脚本になっていて完成度のバラつきもありません。
今回は逃走中の強盗殺人犯と道でぶつかり、凶器や血染めの服や奪った金の入ったバッグを取り違えた男(戸塚純貴)が、
結婚の許しを貰いに彼女(藤井美菜)の家に行ったら、その父親(升毅)は元刑事で…という話。
巻き込まれ男のドタバタから入るところがいつもと違うパターンで、
厳格で家族仲良く見えたその彼女の一家が実は…というのをミタゾノ(松岡昌宏)がバラしていく展開にこのドラマらしさがあり、
一家崩壊に見えながら、父親の意外な趣味から話がまたガラリと変わって、予想外のオチに着地という鮮やかさでした。
妻や娘の裏切りを父親はどこまで許せるかは疑問符でしたけどね(笑)
戸塚純貴って伊藤淳史を縦長にしたような風貌で、「PTAグランパ」のPTA会長役で知ったんですが、ドタバタがよく似合う面白い役者さんですね。要注目株です。
こんな時に連ドラに主演しているのもしんどいでしょうが、松岡昌宏には頑張って欲しいですね。
今回の評価は…