想像をこえる冷酷かつおぞましいものなのに面食らう今回のラストでした。
フジテレビ 木曜22時
「モンテ・クリスト伯～華麗なる復讐～」第4話
主演…ディーン・フジオカ
脚本…黒岩勉
演出…野田悠介
視聴率を手堅く取ればいいと割りきって、内容も堅実な刑事のばかりを作るテレビ朝日と違い、
視聴率不振で、テレビ朝日より更に強く視聴率を欲しがっているはずのフジテレビは、逆に攻めた姿勢でドラマを作ってますね。
今クール、「コンフィデンスマンJP」にしろ、「シグナル」にしろ、このドラマにしろ…。
その姿勢にフジテレビドラマ班の矜恃を感じますが、依然として視聴率は良くないです。
しかし、良質な作品を作り続けていれば、視聴率はまた戻り始めると思います。
このドラマも、予想外の展開に刺激的な内容ですから口コミで視聴率が上がってこないかなと思っているんですが…。
しかし、近親相姦をぶっこんでくるとは…。
途中から安堂(葉山奨之)は留美(稲森いずみ)かと思い始めましたが、
関係を持つまでの展開が早かったですね。
卑劣な入間(高橋克典)や神楽(新井浩文)は、これ知ったところでダメージを受けるようには思えないんですが…。
ただただ、留美が哀れですね。
あまりにも残酷です。
ダークな展開が続く中で、入間の娘未蘭(岸井ゆきの)と、今は魚屋で働いている信一朗(高杉真宙)との出会いは、一服の清涼剤のようでしたね。
ここには真海の毒牙が及ばなければいいんですが…。
どこまで何をやる気か分からないので、ついつい次回も見てしまいます。
今回の評価は…