テレビ東京 月曜22時
「ヘッドハンター」第6話
主演…江口洋介
脚本…林宏司
演出…土方政人
野間口徹が憎々しげに悪徳ヘッドハンターを演じていて、やはりこの人の悪い役はいいですよね。最近善人役が増えてますけど…。
今回は珍しく協調的な黒澤(江口洋介)と、赤城(小池栄子)を前に、会社で用無しになったヤツらに、仕事斡旋してやって何が悪い…とうそぶくあたりは、まさに真骨頂でしたね。
帰り際に赤城がコーヒーを顔にぶっかけるのには、「よくやった!」と溜飲が下がりました。
こちらも小池栄子の真骨頂でしたね。
会社のため、非情に徹してリストラを行ない人事部長にまでのしあがった芥川(宅間孝行)と、
出世より人情を重んじて、芥川には軽蔑されるも、黒澤の粋な計らいで芥川を退け転職できた川端(春海四方)、
現実には川端タイプは割りを食うことが多いのですが、それが報われるところにこのドラマの良さがあります。
黒澤は芥川のように、上司に酷い仕打ちをした過去があって、その贖罪の意味もあったんでしょうね。
灰谷(杉本哲太)もそれにはいまだに怒ってるようですが、一体何をしたんでしょうか?
今回の評価は…