日曜劇場テイストが濃いめに…「ブラックペアン」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

尊大に権力や財力をふりかざす強者に対して、弱者が一矢報いてやりこめる痛快パターン。




これは「半沢直樹」大ヒットで味をしめたTBSが以降、たびたび日曜劇場でやっているパターンです。





前回もやたらとそれを打ち出してきましたが、今回は更に濃いめになり、そのおかげもあってか、視聴率は16.6%を記録。

これは初回の13.7%を超え番組最高視聴率でした。





最終章ってサブタイトルで最終回と間違えた方もいるかもしれませんが…。

予告を見てまだあと2回もあるのに驚きましたけどね…(苦笑)





TBS  日曜21時
「ブラックペアン」第8話

主演…二宮和也
脚本…丑尾健太郎、槌谷健
演出…田中健太





東城大学にあるカエサルを使って手術をさせろと、西崎(市川猿之助)はじめ帝華大学の医師たちがゾロゾロと東城大学に乗り込んできます。





西崎自ら執刀するというのですが、佐伯(内野聖陽)をおとしめたい渡海(二宮和也)は西崎に協力を申し出ます。





ここで、帝華大学はこんなに医師が来て自分たちの病院の患者は大丈夫なのか?なんて野暮なことを突っ込んではいけません。




そういったことを超越して楽しむべきドラマなのでね。




しかし、





西崎を憎々しげに猿之助が演じてくれたおかげで、今回はやけに佐伯がヒーローっぽくなりましたね。





渡海は主人公なのに、今回も見せ場は少なく、桜病院の院長を脅して聞き出すシーンくらい。





内野と猿之助の迫力に霞みがちでした。
なかなか本筋が進まないために、渡海が暗躍ばかりしていて、もどかしくてなりません。




なんで8話くらいにおさめなかったんでしょうか?





今回の評価は…