最後に意地を見せた古沢良太…「コンフィデンスマンJP」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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最終回は初回につながるいわば0回でもある壮大な仕掛けも含め、最終回の脚本は、これぞ古沢良太と思える手の込んだものでした。





フジテレビ  月曜21時
「コンフィデンスマンJP」最終回

主演…長澤まさみ
脚本…古沢良太
演出…金井紘




実直な青年と思えた鉢巻(佐藤隆太)という男が、実は中国マフィアの息子で、




自分の父(麿赤児)を死に至らしめた子犬がダー子(長澤まさみ)かリチャード(小日向文世)かボクちゃん(東出昌大)と怪しみ、





ボクちゃんを騙して、ダー子たちの部屋に乗り込み。脅して大金をまきあげます。





3人の素性まで調べあげており、すっかり鉢巻に押されぎみで、いつもとまるで違う展開。





おふざけはなく、シリアスモードで進みます。
長澤まさみも小日向文世もこのドラマでは見せてなかったノリの演技。




3人は撃たれて死んだかに見えて、そこからが種明かし。





鉢巻を逆にいかにハメていたかが、分かっていく仕組み。
五十嵐(小手伸也)の仔猫ちゃんたちを使ったナイスジョブ。
バトラーはなぜ彼らの執事になったかも分かり、





第1話につながると分かるラストまで、息をつかせぬ畳み掛けで、充実していました。





こういうクオリティーのものが序盤に見られたら良かったのに、竜雷太ゲストの「家族」編とこの最終回は良かったです。






今回の評価は…