実写で描く難しさ…「健康で文化的な最低限度の生活」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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民放のドラマでこのテーマを扱うのは難しいな…と考えさせられた初回でした。




原作の漫画はどうなっているんでしょう。
おそらく漫画だからこそ、ケースワーカーのシビアな現実を描いても、ふんわりとした世界観で読みやすかったんでしょうね。





フジテレビ  火曜21時
「健康で文化的な最低限度の生活」第1話

主演…吉岡里帆
脚本…矢島弘一
演出…本橋圭太




初回はいろんな要素が盛り込まれすぎていて、ちょっとガチャガチャした印象でした。




出だしは新人ケースワーカーたちのお仕事ドラマ風で、「コードブルー」のケースワーカー版のような雰囲気を出しながら、




いきなり、担当することになった生活保護受給者が、電話でのやりとりをする内に、自殺。





オイオイ、初回からやけにシビアなところをぶっこんできたな…と面食らいました。





…で、後半は借金を抱え、仕事が見つからない受給者(遠藤憲一)と、ちょっとコミカルというか、ほのぼのした雰囲気もありつつの、ハウツーものに。




ヒロインえみるを演じる吉岡里帆は、ストレートに頑張り屋さんキャラを演じてますが、




ちょっと生々しいんですよね、吉岡里帆って。
なので、このドラマの世界観とは合っていそうで合ってないように感じました。





もっとふわふわと地に足がついてない感じが欲しいように思いました。
そういう意味で先輩ケースワーカー役の井浦新は、うまくつかんで演じているなと感心しました。




まだ初回ですから、様子見します。
「おっさんずラブ」を見た後なので 、田中圭が普通の役で物足りなく感じます。
田中圭自身に罪はないんですが…(笑)




今回の評価は…