特に石原さとみは石原さとみならではのクセの強い演技をするので、その時はちょっと引いた目で見てしまいます。
日本テレビ 水曜22時
「高嶺の女」第2話
主演…石原さとみ
脚本…野島伸司
演出…大塚恭司
このドラマは石原さとみが野島伸司の脚本を熱望して実現したドラマなんだそうです。
…であれば、野島伸司は張り切って石原さとみのために脚本を書きますよね。
石原さとみ「らしさ」がより際立つようにと…。
そんな脚本を書いてもらえば、そりゃ女優はいつに増して張り切って演じますよね。
そうしてこのドラマは成り立ってるわけです。
…で、記事のタイトルに書いたように「石原さとみに胸やけする」ドラマになっているんです。
冒頭に書いたように石原さとみらしい演技を好まない私めには、なかなかの苦行です。
今回のもも(石原さとみ)が直人(峯田和伸)に交際を持ち掛け、断られて、なんで！ってキレまくるシーンとかは、
そこまで言うか⁉️って感じで、どうにもこのヒロインの恋愛を応援する気にはとてもなれません。
かといって、直人の方を応援したいかと言えば、こんな女性と関わらない方が良い、それより日本一周チャリンコ少年にナイスアドバイスをして欲しい。
恋愛対象としては、それほど魅力的には描かれてませんからね。
それよりかつての野島伸司ドラマによく出てきたような、露骨にヒール的な存在の宇都宮(千葉雄大)の方が面白い。
まさかももの義母のルリ子(戸田菜穂)をたらしこむとは思ってませんでしたから。
宇都宮がどう絡んでくるかには興味が持てます。
ももの結婚破談には父親(小日向文世)が暗躍してたのかもしれませんね。
そちらも裏がありそうです。
もうちょっと様子見しないと、このドラマ評価はしづらいです。
今回の評価は…