綾野剛が気合い入りすぎ…「ハゲタカ」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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NHK版とは比べないというスタンスでこのドラマは見ました。




原作の力があるだけにやはり面白いですね。
外資系ファンドが、バブル崩壊後に経営不振になり銀行からも見放された企業を安く買い叩いて買収する…





そのドライなシビアさが魅力になるはずのドラマです。




しかし、主演の綾野剛が気合い入りすぎていて、いかにも役作りしてます…的な感じがリアリティーを損なっているように思いました。





テレビ朝日  木曜21時
「ハゲタカ」第1話

主演…綾野剛
脚本…古家和尚
演出…和泉聖治




まだ初回ですから、なじんで肩の力が抜けてきたら良くなっていくとは思います。




冒頭でNHK版と比較しないと書きながら、やはり念頭にNHK版の大森南朋のイメージが強烈にありすぎるのかもしれませんしね。




主演の綾野剛にはまだ不満があるものの、周りはテレビ朝日らしくガッチリ固めてますね。




光石研や杉本哲太、池内博之らは、すんなりとプロフェッショナル集団を演じていますし、




不良債権を処理する側の渡部篤郎は、ハゲタカに翻弄されっぷりが良く、





その上司で、タヌキ親父でしたたかな小林薫の銀行常務もさすがの好演です。





次回以降は、企業買収がより具体的に描かれていくでしょう。
十分見ごたえあるものになりそうです。




今回の評価は…