どう見てよいのやら…「健康で文化的な最低限度の生活」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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う~~~~ん、
やはりドラマでやるには難しいテーマかもしれませんね?




正直、どういうスタンスで自分はこのドラマを見たらいいか、私めは悩ましく思っています。




フジテレビ  火曜21時
「健康で文化的な最低限度の生活」第2話

主演…吉岡里帆
脚本…矢島弘一
演出…本橋圭太




普通ならヒロインのえみる(吉岡里帆)の新人ケースワーカーとしての奮闘努力を応援しながら見るということが基本的なスタンスなんだと思います。




しかし、新人ケースワーカーたちが自分たちは利用者のためにホントに働いているのか?と悩んでしまうように、




利用者のためだけでなく、不正受給者を見つけ出し、不正受給分を返納させるという任務もあるわけで…




今回はそれが描かれました。
(次回にも続くエピソードですが…)





これが悪質な不正受給者を暴くみたいなエピソードなら、ヒロインを単純に応援もできるのですが、




今回描かれたのは、認知症の父親を抱えながら、パートて働き二人の子どもを育てている母子家庭で、




その母親(江口のりこ)は決して悪気はないし、えみるも寄り添うようにしているのに、





息子(吉村界人)が申告せずにアルバイトをしていたのが判明し、返納を求めないとならなくなるわけです。




母親は知らなかったらしく、息子をかばい、全額返さずにすまないかと泣きついてきますし、




自分の夢である音楽のために使ったのに夢を持ってはいけないのか?とキレたりします。




いやいや、アンタらそりゃまた違う話だよと思って見ていると、えみるはおろおろしてばかりで毅然としないので、





オイオイ、そこはさ~とイライラもします。
悪質な不正受給っていうのとちょっと違うので、確かに微妙ではあるんですがね。





第2話でなぜこんな微妙なエピソードを持ってきたのか、ちょっと理解に苦しみます。





わかりやすいエピソードをやってからでも良かった気はするし…





2話続きなので一応次回も見ますが…。





息子役の吉村界人は映画で共演した樹木希林が、面白い子だと「ぴったんこカンカン」で誉めていた若手で、




よく見かけるようになりました。
肝がすわった演技をする逸材ですね。




今回の評価は…