PTAと戦う亜希子…「義母と娘のブルース」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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見ていて悩ましい「健康で文化的な…」と違って、こちらはヒロインのキャラクターをきちんと活かしたエピソードで、ますます面白くなってきました。




TBS  火曜22時
「義母と娘のブルース」第3話

主演…綾瀬はるか
脚本…森下佳子
演出…平川雄一朗




今回は会社をやめ主婦となった亜希子(綾瀬はるか)が、みゆき(横溝菜帆)の保護者としてPTAに参加。




PTAのありように疑問を感じた亜希子は、集会でいろいろ意見を出し役員たちの反感を買います。




そのためにみゆきが楽しみにしていた家に友達を招いてもてなす「おうち会」も、役員の子どもたちはドタキャンして、やれなくなります。





ガッカリするみゆきを見て理不尽さに怒りを覚えた亜希子は、PTA廃止の署名を集め役員につきつけます。




するとPTA会長(奥貫薫)はPTAが要らないなら、PTAの協力ぬきで運動会をやれるものならやってみれば…ってことに。





では、私一人でやってみせる…って展開になります。




娘に毅然と戦う母親の姿を見せるという亜希子のブレないスタンスが潔く、




亜希子を素直に応援したくなる展開が非常によくできていました。




夫(竹野内豊)や元部下(浅利陽介)の助けを借りて、孤軍奮闘する亜希子に、他の母親たちも協力していく展開も良かったし、





会長と和解し、会長が撮ってくれた娘の競技写真が届くのも心があたたまりました。




亜希子は極端なキャラクターですが、それが脚本と演出の上手さでよくなじむようにしているところが優れています。




視聴率も好調で何よりです。
今回の評価は…