見続けるのは…。
これまでと違う石原さとみを見せたいと望んだ石原さとみと、そのリクエストに応じて過剰気味にヒロインを描いている脚本の野島伸司の二人はいいかもしれませんがね。
日本テレビ 水曜22時
「高嶺の花」第3話
主演…石原さとみ
脚本…野島伸司
演出…狩山俊輔
プーさん(峯田和伸)にいきなり態度を豹変させて水をぶっかけたり、
謝りに来たプーさんにキャバ嬢の格好で立て膝で毒づいたり、
鏡に映る自分におびえてしゃがみこんだり、
いつの間にそんな気になったのか分からないけど、自分からプーさんにキスしたり、
う~~ん、どれもこれもが見ていて萎えるばかり。
このヒロインに同情的になりたくても、いちいち冷水をぶっかけられる思いです。
父親の差し金で結婚をつぶされたことを知る家元令嬢の苦悩は分からなくはないですが、
ついていけません…私めは。
見続けるモチベーションにつながりそうな自転車少年とプーさんのやりとりも、なんだか今回はよく分からなかったし、
とにもかくにもプーさんが魅力的に描けてないので、峯田和伸を使っている意味もよく分からなくなっています。
「奇跡の人」の彼とはえらい違いです。
…というわけで、これ以上見続けてストレスをためても仕方ないので、これでリタイアします。