経済ドラマに特化したら、難解な専門用語が飛び交って特に女性視聴者から避けられてしまうという懸念があるのではないでしょうか？
しかし、この枠はテレビ東京が他の民放とは違うテレビ東京らしさを明確に打ち出すべく始めたドラマBizという経済ドラマの枠なんですから、堂々と特化していいのに…と私めは思ってしまうのです。
テレビ東京 月曜22時
「ラスト・チャンス 再生請負人」第4話
主演…仲村トオル
脚本…前川洋一
演出…本橋圭太
今回、特にそれを感じたのは、樫村(仲村トオル)と十和子(水野美紀)との不倫疑惑やら、十和子と会っていて、息子の誕生日を忘れたやらと、
ちょっとした恋愛ドラマ要素や、ホームドラマ要素を盛り込んできたからなんです。
水野美紀や樫村の妻役の長谷川京子の出番を増やしていたからです。
経済ドラマの男くささや、堅苦しさをやわらげ、女性視聴者を取り込もうというスタッフの意図が感じられました。
しかし、それでは…このドラマ本来の良さが薄まるばかりなんですよね。
女性視聴者をなめちゃいけません。
目の肥えた女性視聴者は、特化しても面白いドラマはちゃんと見てくれますよ。
なので堂々とこのドラマにはわが道を進んで欲しいです。
今回の評価は…