綾野剛と高嶋政伸の食べ合わせが悪い…「ハゲタカ」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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高嶋政伸の登場で期待がふくらんだ今回、ちょっと期待しすぎましたかね。




どうも、主演の綾野剛が力んだ熱演をしすぎるんで、高嶋政伸のアクの強さが活きなくてもったいないな~と思いました。





テレビ朝日  木曜21時
「ハゲタカ」第4話

主演…綾野剛
脚本…古家和尚
演出…和泉聖治




高嶋政伸の近年の当り役といえば「DOCTORS」シリーズの卓ちゃんで、あの怪演を引き立てたのは主演の沢村一樹の出しゃばらないで卓ちゃんを操る絶妙な存在感と、卓ちゃんを取り巻く野際陽子や正名僕蔵らの上手さでした。





今回、高嶋政伸が演じるのは、アメリカの軍需産業に資金力をバックアップしてもらい、その手先となって経営不振の老舗電機メーカーを買収しようとするPCメーカーの社長滝本。





登場早々にマッサージでお触りするわ、社長室で肉食うわ、いつもながらクセの強い演技で良いな~と思いましたが、




それ以降は顔芸程度で、脚本も演出もあまりそこは膨らせる気は無いようです。
拍子抜けしました。





アラン(池内博之)に鷲津(綾野剛)を裏切りさせ、社長を解任させて、しめしめだった滝本でしたが、





鷲津は新たなファンドを立ち上げ、電機メーカーをバイアウトすると改めて宣戦布告。
勝負の決着は次回に持ち越されました。




滝本に向かい大見得を切る鷲津、相変わらずの大芝居でした。
たださえ、渡部篤郎や、筒井道隆が抑えめな演技の上に、高嶋政伸まで抑え気味なので、綾野剛一人が浮く、浮く…。




やはり安っぽく見えてしまうのは損ですね。
今回の評価は…