昭和20年の花見…「この世界の片隅に」…第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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昭和20年の夏に広島を襲う悲劇…
今回はその日に向けて呉の北條家に深まる戦時の緊張感が描かれました。



TBS   日曜21時
「この世界の片隅に」第6話

主演…松本穂香
脚本…岡田惠和
演出…吉田健




空襲も度重なり、周作(松坂桃李)にも武官になるべく軍事教練を受けろとの命令が…
そのまま戦場へ行かされる可能性も…。





周作の父親(田口トモロヲ)が働く工場が爆撃され連絡がつかなくなり、まさか死んだのでは?と不安の日々…
生きてはいましたが…誰もが死と隣り合わせの状態だったのです。





それでも庶民ってたくましいもので、しっかりと花見はしていたんですね。





もう見れなくなるかもしれない切なさも秘めた花見。
そこにいるリン(二階堂ふみ)のはかなげなたたずまいは、散りゆく桜の中でもの悲しく見えました。




すず(松本穂香)がザボンをあげた娼婦さんは死んでしまったんですね。




いろんなことを諦めてしまっているリンの憂いを帯びた笑顔。道ですれ違う時に周作に見せる笑顔が特に印象的でした。





そして、ラストは晴美ちゃんを連れて出かけたすずは不発弾を見かけ…




悲劇が忍び寄る切なげな回でした。
今回の評価は…