小児患者の兄弟もツラい…「グッド・ドクター」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はちょっと異質の回でした。
これまであまり良いところの無かった間宮先生(戸次重幸)が活躍したり、





病気を抱えた子どもがいる家族のツラさの方を描いたり…






フジテレビ  木曜22時
「グッド・ドクター」第8話

主演…山﨑賢人
脚本…大北はるか
演出…金井紘




病気や障害を抱えた小児のきょうだいを「きょうだい児」と呼ぶんですね。
今回初めて知りました。




どうしても、親はそちらの子を優先にしてしまいがちですから、きょうだいは我慢を強いられたり、ツラい思いをしても口には出せなかったりするんですね。





今回は、高山(藤木直人)に手術をしてもらいたいがために、長野から引っ越してきた小児患者とその母親(酒井若菜)と兄のエピソードでした。





父親は長野に残ったんですから、兄も長野に残っても良さそうなものだったのに、





母親はちゃんと兄の方の世話もしたかったのか、長野から連れて来てしまうんですね。
転校を強いられた兄は、きっとこれまでも自分は親に負担をかけまいと我慢してきたはずで、





母親も無理して疲労困憊なのに、花火を見たくて外泊したいと駄々をこねる弟にキレてしまいます。




なるほど視点を変えると、こういうことも見えてくるのかと感心しました。




弟思いの兄の健気さに胸を打たれましたね。
酒井若菜は「透明なゆりかご」同様に母親役、
かつての彼女を思えばお母さんをやる女優になったんだなと感慨を覚えました。





間宮先生、大丈夫か?と心配しましたが、ちゃんとやってくれてホッとしました。




今回の評価は…