禁断さが感じられない二人…「中学聖日記」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマを見ていて、どう見ても中学生に見えない19歳の新人・岡田健史に、ふと、そう言えば「3年B組金八先生」で名取裕子演じる先生を好きになる生徒を演じた田原俊彦も当時18歳で中3の役だったな~などと、昔のことを思い出してしまいました。




新人教師を演じる有村架純は実年齢25歳にしては幼く見えてしまい、相手の岡田健史は中学生役にしては大人びている…。




だから、二人の年齢差が感じられず、別に付き合ってもおかしくないんじゃない?
って感じに見えてしまう…。





これは困った問題です…。
今更どうにもなりませんが…。





TBS  火曜22時
「中学聖日記」第1話

主演…有村架純
脚本…金子ありさ
演出…塚原あゆ子





このドラマ、初回の視聴率は6.0%(関東地区)でした。
前クールの「義母と娘のブルース」てはえらい違いです。




朝ドラ女優の有村架純主演でも、視聴者はシビアに作品を選んでるんですね。
ここまで初回視聴率が低いと視聴者の拒否反応を感じます。





昨今の風潮として、インモラルなものに厳しいですよね。
教師と生徒の恋なんて見たくない!ってことなんでしょうね。





視聴率が悪いから批判するわけではなく、放送を見て感じたのは、中学生という子供と大人の狭間だからこその少年の危うさを表現できてない。




このドラマはタイトルからして「中学聖日記」ですから、中学生の男の子の恋というのが重要です。




理性と本能のバランススがうまく取れない中学生だからこそのデリケートさを演じるには、





岡田健史という新人はまだ演技経験が乏しすぎるし、そのリアリティーを自然に演じるには歳を取りすぎていますね。




いい目をしてますけどね。
それとこれは別の話です。





有村架純演じるヒロインも魅力的なキャラクターとまでは行ってませんし…。





むしろヒロインの婚約者役の町田啓太が、上司役の吉田羊のどんな毒牙にかかるのか、そちらが気になりますし、




二人の恋を中学生の母親(夏川結衣)と教条主義の教頭(夏木マリ)がどう阻むのか、周りの方が気になります。





映像は美しく凝った撮り方をしていて、演出は良いんですが、脚本がまだイマイチですね。





今回の評価は…