単なる勧善懲悪でない良さ…「ハラスメントゲーム」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマを見ていると、今、世の中にはこんにもいろんなハラスメントがあるのかと毎回驚かされます。





今回のテーマは「パタニティハラスメント」。
こんな言葉、初めて知りました。
育児のために休暇や時短で働くことを希望したり実行するイクメン社員へのハラスメントだそうです。





勉強になりますね~。





テレビ東京  月曜22時
「ハラスメントゲーム」第3話

主演…唐沢寿明
脚本…井上由美子
演出…関野宗紀




高村(広瀬アリス)の先輩で、商品開発部の徳永(斎藤工)って社員が、無理解な上司や同僚からパタニティハラスメントを受けているっていう訴え。





なかなか男性社員のイクメン的行動ってまだまだ理解を得られにくいですよね。
 まだ仕事残ってるのにさっさと16時に帰られたらそりゃイイ気はしません。





そんな上司や同僚に考えを改めさせる話になるかと思ったら、さにあらず。





実は調べていく内に徳永は時短した時間を使って育児動画で副収入を得ていたのです。





斎藤工が演じてるからには、何かあるなと期待してたら、やはり訴えてる側にもブラックな部分があり、話はややこしくなりました。




こういう一癖ある役が斎藤工は良いんですよね、沢村一樹や谷原章介と同じで。




秋津室長(唐沢寿明)は徳永を自主退職に持っていき、パタニティハラスメントをした徳永の上司も異動にしました。





「クズ中のクズ」って決めぜりふより、今回は「僕の気持ちが分かるのか?」と開き直る徳永に、「君には僕の気持ちが分かるんですか?」と言い返す秋津の言葉に溜飲が下がりました。




私めも部下に言ってやりたいです。





このドラマ、単なる勧善懲悪でないところが、ひねりがあって魅力的です。





今回の評価は…