堂々めぐりを見させられてるストレス…「獣になれない私たち」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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現代のストレス社会からの脱却をファンタジックに描いているのが「僕らは奇跡でできている」であるとするなら、




こちらのドラマはストレス社会から抜け出せず堂々めぐりを続けている人々の悲哀を描いているのかもしれないな…と今回見て思いました。





日本テレビ  水曜22時
「獣になれない私たち」第5話

主演…新垣結衣、松田龍平
脚本…野木亜紀子
演出…土田伸生





婚約者の京谷(田中圭)の部屋に居座る元カノ朱里(黒木華)と、直に会って出ていくよう頼む晶(新垣結衣)





しかし、とことん性根が腐った状態にある朱里は、居直って「アンタみたいな人、大キライ」と毒づくありさま。




黒木華が上手く演じているので、ホントこの朱里という女性のこんな状態にあるのは自分が悪い訳じゃないってエゴのおぞましさにはゾッとしましたね。






理屈で話ができない相手に、晶もギブアップですよ。




…で、晶は職場でまたバリバリ、鉄仮面の笑顔で働き出すんです。
結局、堂々めぐりなんだなと諦めの気持ちで…。




職場では上司も部下も相変わらず…。
ちゃんとしている佐久間(近藤公園)まで辞めるみたいだし…。





現実をリアルに描けばこうなるんでしょうが、それをわざわざ見させられてるのって、同じストレス社会に身を置く者としては苦痛でしかないです。





ホント、このドラマってどこに向かってるんですかね。
根元(松田龍平)も変わるような変わらないような曖昧な感じだし…。





あと、私めはギャーギャーうるさいラーメン屋の岡持(一之瀬ワタル)がどうにも受けいれられません。





今回の評価は…