毎回豪華すぎるサブキャストをもてあましていて、今回などは高橋英樹に活躍の場を与えましたが、そうすることで、肝心の主演の米倉涼子の存在感が薄まる…という本末転倒な事態になってます。
テレビ朝日 木曜21時
「リーガルV～元弁護士・小鳥遊翔子～」第4話
主演…米倉涼子
脚本…橋本裕志
演出…松田秀知
このドラマの「ドクターX」との大きな違いは、大門未知子はアウトローのドクターでも、自ら医療の現場で難しい手術をやってのけましたが、
小鳥遊翔子(米倉涼子)は、弁護士資格を剥奪されていて、法廷では傍観者にならざるをえず、裏で事務所のメンバーを操るしかできないってところにあります。
そこにドラマとしてはひとひねり加わる分、面白みは薄れるんですよね。
なので、「ドクターX」を見ていたファンの中には、このドラマに物足りなさを感じている方も多いように思います。
ましてや今回とかは、法廷では負けて、実は…ってひねりバージョンで、すっきり度はだいぶ下がりました。
小鳥遊翔子がただワーワーと脇で騒いでばかりいる印象が強いのは残念です。
元辣腕弁護士たる凄みをきちんと前面に打ち出して欲しいと願うばかりです。
しかし、毎回大した見せ場も無く出ている脇の メンバーが気の毒でなりません。
今回の評価は…