一輝の影響が周りの人々に…「僕らは奇跡でできている」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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連ドラの面白みの1つに登場人物の変化というものがあります。




草なぎ剛主演の「僕」シリーズを書いたこのドラマの脚本家、橋部敦子はそれを得意としている人で、回を重ねてそれが顕著となってきて面白みが増してきました。





フジテレビ  火曜21時
「僕らは奇跡でできている」第7話

主演…高橋一生
脚本…橋部敦子
演出…坂本栄隆





育実(榮倉奈々)の変化が分かったのは、虹一少年の母親(松本若菜)との対応を通じてでした。





虹一が普通の子と違って勉強を嫌がり悪目立ちすることを嫌う母親に、まわりの目を気にして生きてきたこれまでの自分を重ねた育実は、





意外と勝手に思い込んでいることってありますよ…とアドバイスします。
育実が一輝の影響を受け、物事の見方が変わってきたことをさりげなく示すシーンでした。





虹一の母親は虹一が視覚障害で勉強をして文字を見ると頭が痛くなることを知り、息子への認識を新たにするのは良かったですね。





もう1つ嬉しかったのは、つるんでいるけどどこかよそよそしい関係だった一輝の教え子4人組も変わってきて、




自分の思ってることをあまり言わない尾崎(北香那)が、思いきって新庄(西畑大吾)の良いところと言って、爪の形を褒めたシーン。




新庄が嬉しそうにフランクに尾崎の肩を抱く姿を見て嬉しくなりました。
この子たちも変わってきたな…と。





このドラマの醍醐味は、いろんな気づきを与えてくれるところにありますが、今回は相手の良いところを100個言えるかってところでした。





ついつい世俗の垢にまみれた私めのような人間は、そんなに言えるか?ってなってしまいますが、




一輝は当たり前にできることもどんどん数に入れていくんです。





「誰でもできることはすごくないんですか?」
この一輝の言葉にはハッとさせられましたね。





それを受けての虹一少年の「お母さんの良いとこ100個言えるよ」にはやられました。






今回は一輝がかつて少年の頃にウサギだったこともあることが分かったり、





山田さん(戸田恵子)を自分の母親だと思っているという衝撃的なことも分かりました。





ホントに母親なんですかね?
今回の評価は…