最後まで秋津らしかった…「ハラスメントゲーム」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

唐沢寿明演じる秋津室長は最後まで秋津らしかったですね。
連ドラではやはり主人公は作品の軸として、しっかりと存在しなければいけませんから、このドラマは最後までちゃんとしたドラマだったということです。





テレビ東京  月曜22時
「ハラスメントゲーム」最終回

主演…唐沢寿明
脚本…井上由美子
演出…西浦正記




このドラマは、過去にドラマ史に残る名作を手がけたキャスト、スタッフが集結。





名作を作るんだ!なんて気負いはなく、大人の視聴者向けに作った大人による大人のためのドラマでした。





この枠はそういう路線を確立しましたね。
40代、50代の働く人々に共感を持たれる作りに徹しているのが良いです。





最終回はハラスメントどうこうではなく、会社が買収されるピンチを切り抜ける話でした。




秋津と脇田(高嶋政宏)と、ハゲタカの横手(加藤雅也)の最終対決は、いかにも秋津らしい収め方で、飄々とした中に秋津の凄みを感じさせました。




マルオースーパーのイチゴを置いていくあたり、洒落たことをしますね。





脇田が正直に打ち明けた秋津を嫌いだった理由も、こういう人の下についたらそういう気分にもなるわな…と思いました。





店長たちから直接社長にプレゼンさせるのも、脇田のオファーを断り、一店長に戻るのも、秋津らしかったです。





このドラマで、唐沢寿明はベテランになっていく上での芸風を確立したように思います。






最終回の評価は…