各クールの受賞者は…
冬クール
該当者なし
春クール
神木隆之介
「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」
異色の学園ドラマでした。学園内で起きるトラブルを弁護士が介入して解決しようとする。
正義感が強く、生意気な弁護士を神木隆之介がアクの強いエッジのきいた演技で演じました。
話数が少ないのが残念に感じられるほどで、いろいろな問題を扱って欲しかったです。
夏クール
山田孝之、菅田将暉
「dele」
W主演というのはなかなか相乗作用を生み出さないことが多いのですが、この組合せはワクワクしましたね。
二人にあわせた役柄で、陰と陽の対比がドラマの中でも活きていて、回を重ねるごとに面白みが増してきました。
秋クール
岡田将生
「昭和元禄落語心中」
恐らく一から教わったであろう古典落語を名人が語っているような域まで持っていくのは、血のにじむような努力の賜物だと思います。
若い時代の艶っぽい話をする時の色気、
恋人や友を失ってしまう絶望感。
孤高の人が情の人になっていくプロセス。
岡田将生がまさに「化けた」当り役になりました。
こんなにもボテンシャルのある人だったんですね
以上、4人の中で年間最優秀主演男優賞に選んだのは…
岡田将生
「昭和元禄落語心中」
若い時代が良いのは当然ながら、老け役も違和感ないところまで持っていったのはお見事でした。。