濱田岳主演だから救われてるドラマ…「フルーツ宅配便」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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デリバリーヘルスという性風俗の世界を舞台にした原作を堂々と連ドラ化するところに、テレビ東京のアグレッシブさがありますね。
そういう攻めの姿勢が好きな私めとしては、ちょっと期待していた作品です。





テレビ東京  金曜24時12分
「フルーツ宅配便」第1話

主演…濱田岳
脚本…根本ノンジ
演出…白石和彌





仕事をやめて郷里に帰った主人公の咲田(濱田岳)は、久しぶりに入ったラーメン屋で、ミスジ先輩(松尾スズキ)に出会い、ミスジがオーナーのデリヘルの雇われ店長に…。





店の名は「フルーツ宅配便」。デリヘル嬢たちの源氏名はみなフルーツの名で、咲田は彼女たちを客が待つホテルに送迎するのが役目。





ワケありで働くデリヘル嬢たちと関わる中で繰り広げられる人間模様が、短編小説のような趣きで毎回描かれるようです。





初回のゲストは内山理名。DV夫にアイロンで顔に火傷を負わされた子連れの女性。





夫の借金も背負わされ、風俗で働かざるをえなくなった悲惨な境遇。内山理名もこんな役をやるようになったか…と、ちょっと切ない気分になりました。




咲田の優しさにつけこんで、借金の保証人になって…と頼む時の迫力はなかなかでした。




ローションとか、きわどい描写もかなりあるのですが、全体的に淡々としていて、主演の濱田岳がほんわかとした雰囲気なので、見ていてイヤな気分にはなりませんでした。




今後、どんな女性が働きに来て、どんな関わり方をするのか楽しみになりました。




オーナー役の松尾スズキや、従業員役の荒川良々の、素っ気なく情に流されない感じも、いかにもでリアルです。





これは見続けられそうです。
初回の評価は…