隠れ特撮オタの涙ぐましい努力…「トクサツガガガ」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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金曜日は「小吉の女房」「メゾン・ド・ポリス」「フルーツ宅配便」と見続けたいドラマが既に3本もあるのに、更にもう1本、このドラマが加わり嬉しい悲鳴です。




これでは、テレビ東京20時の「記憶捜査」は断念せざるをえませんね。まだ見れてないですが…




NHK  金曜22時
「トクサツガガガ」第1話

主演…小芝風花
脚本…田辺茂範
演出…末永創





NHKのこの枠、すべりませんね~。
今回のドラマも面白いです❗️




NHK名古屋の制作で、過去に「鉄の骨」や「刑事の現場」など硬質な名作を生んできた局なので意外でしたが…





ただヒロインのオタクぶりを紹介するだけではない、骨のあるドラマであるところに大いに感心しました。




まず、驚くべきは東映の特撮ドラマチームの特別協力を得て、NHKでこんな映像が見られることが新鮮な特撮ドラマ部分の本気度!




スタッフのこだわりようは細部にまで徹底していて、ヒロインの特撮オタクぶりにリアリティーを与えています。





いい大人になり、しかも女性なのに子供の頃から大好きな特撮にいまだにどっぷりハマっているヒロインの叶を小芝風花が、実にイキイキと演じていて、




仲間を作りたいけど、オタバレしたくない苦悩にすんなり共感できました。





カラオケで歌を歌わされる窮地を切り抜けるのを、カラオケ怪人との闘い風にしているノリ、怪人がお約束で爆発する時の痛快さ。




誰しも子供の時に味わったカタルシスをよみがえらせてくれる…
これは予想をはるかに超えた傑作になりそうです。




今回の評価は…