今回はアニメオタクの任侠さん(竹内まなぶ)が好きな「ラブキュート」や、
アイドルオタクの北代さん(木南晴夏)が好きな名古屋のアイドルグループ「ビーボーイズ」まで見事に作り込んで見せてくれて、
スタッフの意気込みの凄さ、それに応じて完璧に歌い踊るキャストたちに、感銘を受けました。
NHK 金曜22時
「トクサツガガガ」第4話
主演…小芝風花
脚本…田辺茂範
演出…小野見知
今回はなぜ北代さんが今みたいな感じになってしまったのかが描かれました。
北代さんは以前は社交的でバリバリ働くキャリアウーマンだったのですが、アイドルオタクの仲間、みやびさん(吉田美佳子)を会社の同僚との飲み会に呼んだら、
みやびさんがベラベラ喋ってしまい、社内でオタバレして居づらくなり辞めてしまったのでした。
みやびさんともそれで絶縁状態に…。
みやびさんは悪気はなかったのに、そんなことになってしまったことを北代さんはずっと悔いていて、あれこれ悩んだ末にみやびさんにメール。みやびさんと久々に会うことに…。
二人だけで会うのは気まずい北代さんと、「エマージェイソン」の歌を歌うには5人で歌わないとダメなことに不満を感じていた叶(小芝風花)と吉田さん(倉科カナ)の利害が一致。
任侠さんも加えた5人でカラオケすることに。
この思惑が合致したことを、わざわざ合体ロボで表現する遊び心と手間暇かける凝りように、まずやられました。
更に輪をかけてスゴかったのはカラオケシーン。
北代さんとみやびさんのビーボーイズのライブの完コピ。
名古屋のアイドルグループならではの歌詞ににやつきました。
そう言えばこのドラマはNHK名古屋制作でした(笑)
女性4人を従えてのコワモテ任侠さんの「ラブキュート」のテーマの熱唱も圧巻でした。
店員が入ってきたら即やめる変わり目、その店員も「ラブキュート」ファンというオチまで、何とも楽しかったです。
異種オタクの競演、堪能しました。
今回の評価は…