理想と現実で対立する大島夫婦…「みかづき」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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学習塾の変遷をたどりながら家族の歴史を描いているこのドラマ。




今回は妻の千明(永作博美)が夫の吾郎の浮気を疑い、




塾の経営方針でも対立し、夫婦仲が決裂してしまうまでが描かれました。




NHK  土曜21時
「みかづき」第3話

主演…高橋一生、永作博美
脚本…水橋文美江
演出…廣田啓




吾郎が目指していた学習塾はあくまでも学校の授業を補う補習としての塾なんですね。





確かに学習塾って最初はそうだったんです。
ところが、受験競争が激化していって進学塾に移行していきました。




経営者である千明は、塾が増えて競争が激しくなる中、世間の動向に合わせて進学塾へ変えていこうとします。




理想にこだわる吾郎と、現実を見据える千明。二人の間に入ってくれたであろう千明の母親の頼子(風吹ジュン)は亡くなったため、





遂に二人は決裂してしまいます。
淀みない展開で、今回もあっという間に終わってしまう充実の内容でした。





中では、死を淡々と受け入れる頼子を演じる風吹ジュンの演技が見事でした。





今回の評価は…