2019冬ドラマアカデミー賞…最優秀主演女優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今日は主演賞の発表。
まずは冬ドラマの最優秀主演女優賞から…




今クールは最終回まで見続けた選考対象12作品の内、実に9作品が女優主演作品でした。




…ですので、かなりの激戦でノミネートしたのは6人。





深田恭子
「初めて恋をした日に読む話」




「深キョン」らしさを堂々と貫きながら、ちょっとおばさんになってることも自虐的に演じるコミカルさ。




ただの色恋だけでなく、教え子にビシッと言う時の骨っぽさもこの人の魅力で、それがよく活かされてました。






杉咲花
「ハケン占い師アタル」



謎めいたアタルというヒロインを多面的に演じて、若いながらも達者な技巧派ぶりを見せてくれました。





沢口靖子
「小吉の女房」



深田恭子よりも更に長いキャリアを重ねていながら、沢口靖子らしさを堂々と貫いている凄み。




その沢口靖子らしさが存分に活かされた役でした。こういう女優さんは貴重です。
もっと年齢を重ねたら八千草薫さんのようになることでしょう。





小芝風花
「トクサツガガガ」



あまりちゃんとこの人の演技を見ていなかったので、既成のイメージがなく、このドラマのヒロインと同化しているようなリアリティーがありました。





ひたむきな純粋さが作品全体にエネルギーを与え抜擢にこたえました。





山口紗弥加
「絶対正義」



特異なキャラクターのヒロインをなりきっての怪演。キョトンとした目が怖かったですね。




この人、こういう変な役のオファーばかり来るようになるんじゃないでしょうか?
女性版高嶋政伸(かつての佐野史郎)って感じに(笑)





常盤貴子
「グッドワイフ」




常盤貴子久々の連ドラ主演でしたが、ブランクを感じさせませんでしたね。
やはり良い女優さんだなと改めて思いました。




理性と感情の狭間で揺れ動くヒロインを、力まずにすんなり演じました。
今後もどんどん主演して欲しいです。





以上6人の中で最優秀主演女優賞に選んだのは…
敢闘賞という意味あいも含めて…




小芝風花
「トクサツガガガ」




素直に面白かった作品で、その中で、彼女はいきいきと輝いていました。
この作品を越えた作品に巡りあうのは大変でしょう。
それでも良い作品に出会って良い女優さんになって欲しいです。




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