5位
「絶対正義」
→3.63
4*4*4*3*4*4*3*3
己の信じる正義を「家族」とさえ思う友人たちにふりかざし、良かれと思ってしていることが相手を追い込むという「正義」の怖さ、危うさを描くユニークな作品でした。
目線を隠してそこに説明ゼリフの字幕スーパーを流すなど、演出にも斬新かつ挑戦的な手法が駆使されていて刺激的でしたね。
4位
「グッドワイフ」
→3.80
4*4*4*3*4*4*3*4*4*4
弁護士もののドラマの中では頭抜けてしっかり作られており見ごたえがありました。
脇に至るまでキャストの好演が光り、大人の観賞に耐えうる上質の作品でした。
同クールの他に作品に比べて、各話のエピソードと、ずっと小出しで続く縦筋とのバランスもちゃんとしていました。
2位と3位は全く同ポイントですが、あえて優劣をつけました。
どちらも私めの好きなタイプの作品です。
3位
「小吉の女房」
→4.00
4*4*4*4*4*4*4*4
今や貴重な時代劇。きちんと作られていて、人情味もあり、見ていてイヤな気分にならない沢口靖子ならではの春風駘蕩な感じが好きな作品でした。
こういう作品を放送し続けるのはNHKの大事な責務です。
2位
「フルーツ宅配便」
→4.00
4*4*4*4*4*4*4*4*4*4*4*4
デリヘルが舞台のドラマってどうなるんだろう
?と思って見ていましたが、「小吉の女房」の沢口靖子同様に、濱田岳主演なればこそのホンワカした優しさが、シビアな内容に救いとなりました。
デリヘル嬢たちへのフルーツ宅配便の人々の優しさが、さりげない温かさで、現代の人情話になっていました。エンディングテーマも良かったです。
そして、1位はイコール冬ドラマアカデミー賞の最優秀作品賞。
「トクサツガガガ」
→4.29
4*4*4*4*4*5*5
もっと見たかった‼️
たった7回というのが残念でした。
傑作が続いたこの枠で、さすがに今回はテーマ的にも感動作にはならないかと思っていたら…さにあらず。
感動もしましたし、いや~恐れ入りました。
細かいところまでスタッフの並々ならぬこだわりが詰まっていて、その熱量に圧倒されました。視聴率が低かったのがホント残念でなりません。