SNSが人を変える怖さ…「向かいのバズる家族」第3、4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

第3話の記事をうっかり書き漏らしていましたので、第3話と4話の合せての記事になります。




日本テレビ   木曜23時59分
「向かいのバズる家族」第3、4話

主演…内田理央
脚本…マギー
演出…山田勇人




このドラマって、今の世の中、いかにSNSに人が翻弄されるかを面白く描いていて、旬のテーマを扱っている強みを感じます。




第3話ではバズって人気の出たヒロインのあかり(内田理央)がだんだんまるで自分がアイドルになったかのような気分になり…




自分に好意を寄せる涼太(白洲迅)に、今はファンのためにもおつきあいはできないと断り、





あげくは生配信をしてこちらから語りかけ、その反応の凄さに魅いられてしまうのです。





ごく平凡に生きてきた人が多くの人に支持されるカタルシスを簡単に味わえてしまう恐ろしさ…




そんなSNSが持つ恐るべき力を、カリカチュアしてこのドラマは見せています。





あかりはいい気になって、自分が密かに続けてきたナマハゲチョップの動画配信の宣伝もしてしまいます。




第4話では、従業員の桃(小川紗良)がナマハゲチョップの正体はあかりだと知ってしまい、隠したいあかりに代わって、




自分がナマハゲチョップだと勝手に明かす動画を配信してしまいます。




あかりのように自分も人気者になりたいからという愚かしさ。





あかりの母(高岡早紀)も料理動画が好調で、人気者気取りで、料理もせずにお出かけ食リポを配信するありさま。





SNSにおどらされる人々の浅ましさが痛烈に描かれている諷刺ドラマです。




第3話、第4話ともに評価は…