前回、三浦さん(藤野涼子)にマコトさん(谷原章介)とのキスを見られてしまった純(金子大地)。
今回は三浦さんとの会話を小野(内藤秀一郎)に聞かれ、クラス全員にゲイであると知られてしまうのでした。
NHK 土曜23時15分
「腐女子、うっかりゲイに告る。」第5話
主演…金子大地
脚本…三浦直之
演出…大嶋慧介
これは私めの深読み(…ってほどでもない)ですが、なぜあそこまで小野は純をおとしめるのか?
小野は亮平(小越勇輝)を好きなんでしょうね。
だから、純に三浦さんを好きな亮平のために身を引け…と遊園地の時も言ったし…
純に「そんなに亮平のことが気になるなら告白したら…」とからかわれ、ズバリ指摘されて混乱したんでしょう。
俺は純のようなホモではない…そう思いたいがために、余計に純を攻撃的におとしめ、自分と差別化しようとしたんでしょう。
それにひきかえ幼なじみの亮平は純を思いやりながらも、いつも純の股間を挨拶代わりに握っていたスキンシップはやらなくなり、
小野に「お前も同じ仲間か?」と聞かれ、「違うよ」と強く否定してしまいます。
幼なじみの亮平まで自分を気持ち悪く思っているのか…純の頬を伝う涙。
こんな風に生まれてきたから悪いんだ…
絶望のあまり、純はベランダに出て飛び降り自殺を図ります。
切なく重く痛ましい展開でした。
金子大地のデリケートな演技に引き込まれました。
この先どう展開するのか、今後が気になります。
今回の評価は…