福山雅治の表情パターンの少なさ…「集団左遷!!」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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本部の宿利支店統括部長(酒向芳)の横やりを、三嶋(赤井英和)が片岡(福山雅治)の意気に感じてつっぱねる…という痛快な話で終わったら、まだ気持ちよく見終えたんですが、





まんまと騙されて融資の小切手を持ってトンズラされる…というお粗末な詐欺話になってしまい…がっかりの展開でした。





TBS   日曜21時
「集団左遷!!」第5話

主演…福山雅治
脚本…いずみ吉紘
演出…平川雄一朗




私めは銀行のことをあまり良く知りませんが、あんな詐欺って今どきは成り立たなくないですか?




…っていうか、主人公はじめ蒲田支店のメンバーが皆、おバカさんに見えてしまいますよね。





三嶋に騙されたって分かったら、小切手を不渡りにするとか、空港に向かわなくても他に手だてはあったと思いますけど。





大口融資なんですから、もっと慎重を期すはずですよね。





今回見ていて、福山雅治の表情パターンの少なさに気づきました。
はい、笑った…はい、怒った…はい、困った…
この感情にはこの表情…みたいなお決まりの表情ばかりなんですね。




なので、細かいニュアンスが乏しくて感情のままに動くおバカさんに見えてしまう。
これは脚本、演出の落ち度でもあります。





福山雅治と並ぶと香川照之の複雑な表情の豊かさに感心します。





…なので、片岡の心情がイマイチ、リアルに伝わらず絵空ごとのようなんです。





自分も横山(三上博史)から蒲田を廃店にしなければクビになると追い込まれている宿利を演じる酒向芳は、舞台中心の役者さんですが、風貌が個性的で、追い込まれっぷりが良いです。






今回の評価は…