人を決定するのは遺伝子か環境か…「インハンド」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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「鬼の血」とかって、ちょっとおどろおどろしいカマシがありましたが、「人を作るのは遺伝子か環境か」って普遍的なテーマを考えさせてくれる回でした。




TBS  金曜22時
「インハンド」第8話

主演…山下智久
脚本…田辺茂範
演出…青山貴洋




今年の新卒採用の面接である学生からこんな質問をされ、私めはドキっとしました。
「人は生まれながらに決まっている運命は変えられないものでしょうか?」




なぜ、その学生がそんな質問をしたのか、後々分かったのですが、詳しくは略します。




聞かれて私めは、そういう運命ってものはあるかもしれないけど、すべてそれ通りではないと思うよ。環境や自分の意志や行動で変えられる部分は必ずあると思っています。…と答えました。




なので、今回の紐倉(山下智久)が言った「人間を決定するのは遺伝子なのか環境なのかではなく、遺伝子と環境だ」って言葉には大いにうなずいた次第です。




遺伝子の呪いにとらわれすぎていた園川(柄本明)が、息子の忘れ形見の孫に救われるラストにはジーンとしました。




紐倉と同期でまわりくどく、面倒くさい性格の遠藤を要潤がクセ強く演じてくれて、いつものトリオがかすむほどでした。
こういう役をやらせると要潤は良いですね。




他の回ほどダイナミックさに欠けるエピソードではありましたが、十分見ごたえがありました。





今回の評価は…