それぞれと区切りをつけた純…「腐女子、うっかりゲイに告る。」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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大学は大阪の大学に行くことになった純(金子大地)。
その前にいろいろと区切りをつけていく最終回でした。




NHK  土曜23時30分
「腐女子、うっかりゲイに告る。」最終回

主演…金子大地
脚本…三浦直之
演出…盆子原誠



三浦さん(藤野涼子)との別れ、
マコトさん(谷原章介)との別れ、
亮平(小越勇輝)との別れ、




それぞれと納得のいく形で区切りをつけられた中で、





自殺したファーレンハイトの家を訪ねるシーンは印象的でした。





ネットを通じて、心を通い合わせていたゲイの親友が、まさか自分より年下の中学生だったとは…!




彼氏がエイズで死んだというのも、作り話だったということですよね。





あくまで現実と向き合い、そこに生じる悩みを打ち明け、相談していた純にとって、ファーレンハイトが虚の中に生きていたというのはショックだったでしょう。




自分一人の胸におさめて悩む純にとって、唯一のすべてを打ち明けられる相手だったのに。




命を粗末にしてしまったファーレンハイトの存在が、純に生きる力を与えるという皮肉ななりゆきでした。





大阪の大学で、おそらく初めから堂々とゲイだとカミングアウトしたらしい純。
自分らしく生きることへ踏み出せた純にエールを送りたい気分になりました。





金子大地が次はどんな役を演じるのか、気になりますし、期待したいと思います。





今回の評価は…