最終回の脚本を原作者が書くって❗️…「ラジエーションハウス」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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何だかヘンテコな最終回だな~~と思いながら見ていて、最後に流れるスタッフロールを見てたまげました。



脚本が横幕智裕って?
誰だ、それ?



この原作漫画のストーリーを書いている人でした。
調べたら漫画の原作以外にも映画やドラマのシナリオを書いてはいるようですが…




フジテレビ  月曜21時
「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」最終話

主演…窪田正孝
脚本…横幕智裕
演出…鈴木雅之




連ドラの最終回を原作者に書いてもらう…って。いくらまだ連載中だからって、どうするかは相談しても良いけど、書いてもらうはないでしょう。




五十嵐(窪田正孝)がやむなく医療行為に及ぶ展開はまだしも、




それが新聞に書かれ、医師を派遣してる大学病院が問題にし、検査を受ける患者が減り…って展開は、お粗末というか、稚拙というか、




医師と分かって態度を変え、やめるとなったらまた態度を変える技師たちの無節操さも、




病院をほったらかしでみんなで見送りに来るありえなさも、呆れるシーンの連続でした。





杏(本田翼)との幼い時の約束のため優秀な放射線技師になりたくて、勉強したら医師免許も取れた…みたいになってましたが、





結局、杏は思い出せぬままで、そんな約束より放射線科医としてより多くの人を救った方が良かったでしょうに…と隠していた意味も不可解なままでした。





新聞に書かれたら、病院はすぐに抗議をして誤報だってしたら良かったのに…とも思いますし…。



全体的になんだかな~~な最終回でした。




窪田正孝をはじめ脇を固めるキャストは悪くなかったのに、残念な作品でしたね。




放射線技師たちの側から描いた新たな視点の医療ドラマに徹してくれたら良かったのに、





五十嵐と杏の因縁はあまり意味がなかったし、放射線科医の見立てを技師がくつがえす展開の連続も気になりました。





技師や放射線科医たちの群像劇として一人一人をフィーチャーしていきましたが、それをシンプルにじっくり見たかったです。




今回の評価は…