でも、その横山から、だったら他に生き残る方法は?と聞かれて「正しくあるべきだと思います❗️」って。
それだけ?そりゃそうだけど具体的に何か無いの?
ただ頑張りゃいいって綺麗ごとの精神論だけ?
そんな人に糾弾されたら、横山もそりゃ悔しくて泣くわな…って同情しました。
TBS 日曜21時
「集団左遷」最終回
主演…福山雅治
脚本…いずみ吉紘
演出…平川雄一朗
何だか、主役も脇役もそれぞれの描き方が浅いな~と。最後までそれは変わりませんでした。
最終回、何かアッとなる驚きはあるかと、かすかな期待を寄せていましたが、
決定的な証拠が頭取(市村正親)に渡したのに、隠蔽された手帳って…。
あ~、それ?って、ガクっと来てしまいました。
最後まで他力本願でしたね。
それで頑張りましょう!って…。
横山が会場から去る際に、若手社員たちに「頑張ってください❗️」 って言ったのは、私めには痛烈な皮肉にも感じられました。
内容が浅いのに、目をひんむいて熱演する三上博史が気の毒にも思えました。
結局、鮫島(小手伸也)は横山に味方していながら、その悪事を暴いてもらうようにわざと手帳とか渡してたってことなんですかね。
意味深な笑みを浮かべてましたが…、
真山(香川照之)は奥さんと一緒の時間を優先して銀行から離れるようです。
片岡と一緒に頑張って良かった!って感じになってましたが、良い選択をしたな…とそこだけは良かったです。
片岡が人材育成センター長って、ただ頑張ろうって人をそんな部署のトップにして大丈夫なんでしょうか?
働き方改革がこんなにうるさいご時世に。
🎵さ~頑張ろうぜってエンディングテーマを、素直に聞けて感動の余韻にひたる…ドラマにはなってくれませんでした。
福山雅治は、はっきり言って、作品のミスチョイスでした。
福山雅治は福山雅治だからこそ演じられる役が他にあるはずです。
そんな役での主演次回作品に期待します。
最終回の評価は…