杏には作品を選んで欲しかった…「偽装不倫」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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「妖怪人間ベム」のベラも、「花咲舞が黙ってない」の花咲舞も、「デート」の依子も、これまで私めが見てきた杏の役はどれも愛すべきキャラクターでした。
(朝ドラの「ごちそうさん」は見ておりません)




しかし、産休育休後で久しぶりの連ドラ主演であるこの作品のヒロイン、鐘子はどうも私めにとって愛すべきキャラクターにはならなそうな気がします。




日本テレビ  水曜22時
「偽装不倫」第1話

主演…杏
脚本…衛藤凛
演出…鈴木勇馬




まず第一に杏が婚活に困っている独身アラサー女子に見えない。
確かに育児疲れか、いくらか面やつれしてなくはないし、若さ弾ける感じは減って年相応に落ち着いてきたなとは見えなくはないですが…




いやいや、十分すぎるほど綺麗だし、婚活パーティーで目を引くでしょう…って思えてしまいました。





…で、そんなヒロインが博多に旅に行く機内で、なぜか!姉(仲間由紀恵)の結婚指輪がポケットに入ってて、




それを落としたのをきっかけに、隣席のイケメン、伴野(宮沢氷魚)と知り合い、つい左指にはめてしまい、既婚者とウソをついてしまう…




姉と指輪のサイズが合うのもげせないし、この伴野って男が、人妻好きなのかやけにグイグイ来るのもげせないまま、ドラマは進行していきました。




う~~~~ん、何だろう?
原作では、日本に留学に来ていた韓国人のイケメンとソウル行きの機内で出会うってことらしいんですが…





今のこじれた日韓関係を考慮してか分かりませんが、設定が帰国子女の日本人青年になってしまいました。





ソウルで韓国人イケメンと旅先限定のアバンチュール(⬅️言葉が古い❗️)というファンタジーさが、だいぶトーンダウンというか現実くさくなってしまいましたね。





それなのに、伴野役の宮沢氷魚は、漫画から抜け出したようなイケメン演技をしているので、





ウワっ、寒っ!ってセリフの連発で、見ているこちらが恥ずかしくなるほどでした。
宮沢氷魚は雰囲気はありますが、演技はまだまだですからね。




どうなんでしょう、この先、見ていけるかな?
最終回まで見続ける自信はありません。





むしろ、やけに理解のある姉の旦那(谷原章介)と、若いボクサー(瀬戸利樹)と不倫しているらしい姉との、この先の駆け引きの方が気になります。




今回の評価は…