家族間の愛情が濃密であること。
恨みの感情に忠実で、復讐に関してどこまでエグくてもOK。
暴力的な描写への寛容度が日本よりはるかにゆるいこと。
…で、このドラマは初回を見る限りでは実に韓国らしい作品です。
元の韓国ドラマを割と忠実にドラマ化していて、それが好き嫌いの分かれるところかと思います。
日本テレビ 土曜22時
「ボイス~緊急指令室~」第1話
主演… 唐沢寿明
脚本…浜田秀哉
演出…大谷太郎
冒頭の樋口(唐沢寿明)の妻(菊池桃子)が撲殺されるシーンからして、そこまでしなくても…というエグさでした。
ま~、樋口の怒りを激しくするために必要なんでしょうが…どうもイヤ~な気持ちになりましたね。
更に、犯人を捕まえてからの法廷シーン。
証人となった橘(真木よう子)が緊急指令室で樋口の妻が殺された時に聞こえた犯人の声は、捕まっている相良ではないと証言するも、
証拠のテープが途中で切れてる…って、そんなの怪しすぎるっていうか、ありえないでしょう!
モヤモヤと不快感を残したまま時は流れ…
犯人は逃亡したらしいし、樋口はやさぐれに、橘は緊急指令室長になり、新システムを導入…
なんだか、このへんからワケわからなくなり、特に橘には何の権限があるのか?よく分からないまま、やさぐれてる樋口もチームに。
唐沢寿明はもうちょっと若い時にやるべき役だし、
真木よう子は滑舌の悪さが長ゼリフになると露呈し気の毒。
樋口を慕う部下役の増田貴久は「アニキ~」の連発が鼻につきました。
今回の評価は…